秋の夜長に「ふ」と思いけり

はい。

真面目モードな話ですから、読みたくない人は飛ばしてねん。


なにやら「萌えオム」に代表されるいわゆる「メイド喫茶」サービスが福岡で風俗指定を受けたらしいですね。

厳密に言うと「風俗許可」とってね。と、いうことらしいのですが。


理由は「接客」ではなく「接待」だからだそうです。

これに対しあるおかたがこう言ってました。

「なんでも大きくなった産業は一度はこういう風になるよ」と

ついにメイド産業に行政のメスが入ってしまうんですかね。

丁度、時を同じくしてうちの店はいわゆる「メイド服」「メイドBAR」というものについていろいろ考えていた。

僕自身メイド喫茶好きだし、良く行きます。

自分の店にメイドさんを置く事は開店から考えてはいたけど「出来なかった」ことだったから置く事に抵抗はなっかった。

でも僕自身の捕らえ方としては「メイド」も「コスプレ」の一端でしかない、ということ。

やはりまずは「普通」にお店であることが大切だと僕は思ったので挨拶は「いらっしゃいませ」。

そういったところから、メイド開始から現在にいたるまで「メイド産業」というカテゴライズには一応入ってる、そう一応でしかなかったのです。

「店長がやりたいことがわかりません」

店員にこういわれたことがあります。

言いたい事は良くわかります。言われた時はむかつきました。こっちは利益と相談しながらやりくりしてるわけで、理想で店の運営はできません。

ですが

この言葉がずっとひっかかってたことも事実です。

実際今も制服の製作に入ったものの、決して財政は潤っているわけではない。

つーか、いっぱいいっぱいです。ぶっちゃけ

「次に閉店するのはうちかもー」

なんて冗談で言ってますが現実問題としてありえない話ではありません。

そんな中で思い切ってオリジナル制服の製作にはいったのには、上記の言葉があるわけです。

いま、その子はもううちにはいません。他のお店で働いてます。

ですが「メイドBAR」としてROBO太がここまでやってこれたのは間違いなくその子がいたからなんですよね。

ぶっちゃけ、そのこが辞めた後、連絡はほとんどとってません。ですが今、「メイドBAR」を辞めようと思ったとき、彼女の働きを振り返ると感謝の気持ちしかありません。

制服のお披露目もしくは、メイドBAR最終日には是非招待したいものです。

僕は基本的に「小さい」男なので彼女が店のためを思って発言してることも受け入れる事が出来なかったんですね。当然その場の状況というものがあるわけで簡単にはいきませんが・・。



時代の流れ、といったらおかしいですが僕は僕のやりたい事をやりたい。
もともとのROBO太を作る時にやりたかったこと。

「ヲタクがゆっくり話が出来る場所」
それを目指そうと思います。

コスプレよりの制服に身を包んだ店員。

店内にはアニメが流れ、おもちゃが並ぶ。

ちょっと懐かしい気分でドアを開ける人。

好き、だからドアを開ける人。

単純に興味があるから、と来てみたという人。

気の会う仲間と酒を飲み、食事をし、時には熱い論議を交わし喧嘩をする。

そんな処にしたいんです。


と、まぁいろいろ書いてきましたが基本的には今までとあんま変わらないんですがね。


いよいよ、変わる時期が近付いてきて考えることがおおくなってるからだろうなー。